今日の出来事
今日は、1年生と4年生の食育指導と2年生の思春期講座がありました。
まずは、1年生。黄・赤・緑の「えいようの木」について学習しました。「えいよう」というと、とても難しそうな内容に感じますが、「けんちゃんとえいようの木」というスライドをもとに、1年生もしっかりと考えることができました。今日の給食の献立には、25種類程度の食品が使われていることに驚き、しかもその食品が黄・赤・緑とバランスよく入っていることにさらに驚いた1年生です。少しずつ嫌いな物も食べられるように魔法もかけていただきました。
大畠栄養教諭による授業です。
「黄・赤・緑の食品を食べていると、えいようの木はぐんぐん生長しますよ。」
みんなが食べている食品は、黄・赤・緑のどこに入るのかな?
今日の勉強でわかったことは何かな?
これは、1組で嫌いな物がなくなるように魔法をかけてもらっているところです。
田部井管理栄養士による授業です。
今日の給食には、何が入っているのかな?春巻きの中には、たくさんの食品が入っていてびっくり!
意見がたくさん発表できる1年生です。
赤に属する食品を食べると筋肉もりもりになりますよ。
「みんな目をつぶってー、魔法をかけるよ。」
山辺小の先輩が歌って録音した「栄養の歌」を聞きました。毎日、給食の時間に流れるので、子どもたちは上手に歌えます。
次は、4年生の食育です。こちらでは、本校の岩下栄養教諭による食育指導「バランスよく食べよう」と足利市健康増進課の方による減塩指導が行われました。食は人の身体を作ります。どんなものをどのように食べるかで身体は大きく変化しますので、子どもの頃から食に関心をもつことはとても大切です。本校では、調理場でも勤務していらっしゃる岩下栄養教諭が、常日頃から各クラスに順番に給食指導に入ってくださっています。子どもたちの栄養・身体のことを考えてくださる先生が身近にいてくださり、食育指導が充実しております。
「今日は『バランスよく食べよう』という学習ですよ。みんなの食生活はどうですか?一緒に考えてみましょうね。」
「鮭おにぎりとラーメンでは、どちらが塩分が高いかな?」
「ごはんと味噌汁では?」「食パンとごはんでは?」
「塩分を取り過ぎるとどうななっていくと思いますか?」
子どもたちから「血圧が上がる。」という声も。健康な身体を作るための知識を得ることで、自分で考えて食事が摂れるようになると最高ですね。
自分の普段の食生活チェックです。子どものうちから、塩分の取り過ぎに気をつけていきましょう。
塩分チェック表をよく見えるところに貼っておくのもいいですね。
そして、もう一つは2年生の思春期講座です。命について考えました。私の命、となりに座っている友達の命、後ろの友達、前の友達、先生、家族の命。みんなみんな大切な命。かけがえのない命。
今日は赤ちゃんの人形を使って学習しました。小さなお父さん、お母さんの顔は、やさしい笑顔となり、幸せな時間が流れていました。
「うまれてきてくれてありがとう」保健センターの保健師さんによるスライドショーです。
みんなもお母さんのおなかの中で、はじめのころはこんな感じだったんですよ。
紙に小さい穴が開いています。光に透かし、よく見ないとわからないくらいの穴です。この大きさが赤ちゃんのたまご、命が誕生したときの大きさです。その小ささに子どもたちはびっくり!
「へえー、こんなに小さいの?これが、ぼく・わたしのはじまり?」
本当の赤ちゃんだと思って、みんなやさしくやさしくおむつを替え、洋服を着替えさせました。
ぼくの小さいときもこんな感じだったのかな?
このひもは?ボタンは? 「うーん、難しいな。」
少しずつ慣れてきましたね。毎日毎日、お家の人がこうやってくれて、ぼくたち・わたしたちは大きくなったんだね。うれしいね。
どんなことがあっても、おうちの人はきっとこう言うよ。
「うまれてきてくれてありがとう」
誰の命もかけがえのない命、大切に大切にしていきましょうね。